以前私は、某家電量販店で働いておりました。
そこでその経験を生かし、私が考える家電安く買う方法をまとめていこうかと思います。
ネット通販などで安く買う
家電を安く買うには「ネットで買う」。はっきり言ってこれが一番安いです。通販だったら、人件費、実店舗を構える費用など必要経費が抑えられます。抑えられた分が商品の価格に反映されるので安く買えます。
ただ、ネットを介しての買い物は、常に不安が付きまといます。本来5万円するはずのものが、1万円で売られていたら「本物?ちゃんと動くの?傷だらけなんじゃない?」なんて思うのが当然です。
売り手の表情が見えないネットでの買い物はやはり怖いですよね。特に家電製品は安くないので、信用できる場所から買いたいです。
安く買いたいけどネットで買うのは怖い
ネットではどうしてもという方は、やはり実店舗で買うしかありません。
だったら値切ればいいんです。ただし「安くしてください」って言ったところで、そんなに安くならないのが現実です。ある程度の知識と下調べをしてから値下げ交渉に臨みましょう。
ちなみにビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラなどの大手量販店も、ネット通販もやってるのでそこで買えば安心です。もちろんポイントも付きます。
値切り交渉のやり方
ステップ1
まずは値段比較のために価格.comを使い、欲しい物の値段を調べましょう。
調べるのは最安値と実店舗をかまえてる店の通販での価格です。
ヨドバシカメラならヨドバシ.comとかですね。
どこから買ってもいいやって人は、この段階で一番安い店でさっさと買ってしまいましょう。
ステップ2
次は実際にお店にいきます。商品を見てると速攻で店員さんが来ると思うので、いろいろ商品の説明を聞きましょう。
そして話の中で「買い換えようと思って」「今日買って帰りたいんですよね」など購入する意思を示しておきます。そうすることで、店員さんもこの人は買う人だって思うので、本気で接客してくれます。
ステップ3
ある程度話を聞いたら、値切り交渉です。
ここまでで、ある程度関係性はできてると思うので、話は切り出しやすくなってるでしょう。「なるべく安く買いたいです」「お値段頑張ってくれますよね」みたいな感じで、ネットで調べてきた値段も使い交渉していきましょう。
もし安くなっても、「その店でできる値引きの限界」を引き出していない可能性もあるので、もうちょっと粘ってさらに安値を目指しましょう。
注意していただきたいのが、「買ってやるから安くしろ」のように高圧的な態度を取って、嫌な客と思われると、頑張ってくれなくなる可能性があるので注意してください。
満足のいく値段が引き出せたら、買ってもいいですし、本命のお店が別にある場合は、ここで手に入れた値段を使って値引き交渉しましょう。
ただここまで交渉して離れるのは心苦しいと思うので「お金おろしてきます」とか「親が別のところにいるので合流します」とか適当なことを言って離れましょう。この時、名刺をもらって裏に値段を書いてもらうのも忘れずに。
値切り交渉で気をつけること
一番基本的な値切り方を紹介しましたが、注意点がいくつかあります。
一つ目は、お店の人も価格.comを調べてます。調べた上で値段をつけてるので、そう簡単には安くなりません。むしろポイントを加味すると安い場合もあります。
ですから事前にしっかり調べてから戦いに臨みましょう。
二つ目は、表示されている値段です。これは人によるかもしれませんが、基本的に家電量販店は税別表示されています。ネットと比較して安い!と思ったら実は消費税考えてませんでした。とならないようにしましょう。
三つ目は、「この店で買います」という姿勢を出すことです。本命店が別にあって自店で買ってくれないなら、安くしてくれませんし、店員さんも親身になってくれません。値切った挙句他の店で買われたら意味ないですからね。
値切りを行う上で、ここの店で買います感は非常に大切です。
四つ目は、店員さんはなるべく選びましょう。知識のなさそうな新人はなるべく避けましょう。親身になってくれそうな30代から40代くらいの店員さんがいいです。そのくらいになると、値引きの権限を持つフロア長との関係性もできているので、安値を引き出しやすいです。ただし、経験がある分、売るのも話すのもうまいと思うので、相手のペースに巻き込まれないように注意してください。
まとめ
実店舗で家電を買う際に、何も知らない状態で行って、すべて店員さんまかせだと、いい店員さんばかりではないので、カモられます。
ただでさえ高い買い物をより高く買うことになってしまうでしょう。
少しでも安く買うことが満足感にもつながると思うので、下調べをしっかりして、買い物にいきましょう。
これは戦いです。事前に装備を整えて、店員さんを倒しに行きましょう。
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