2017年夏アニメレビュー!まとめ記事から
プリンセス・プリンシパル
それではいきましょー
物語のあらすじ
東西に分裂したロンドンで繰り広げられる、少女たちのスパイアクション!
舞台は19世紀末、巨大な壁で東西に分裂されたアルビオン王国の首都ロンドン。
伝統と格式ある名門、クイーンズ・メイフェア校には、5人の少女たちが在籍していた。
彼女たちは女子高校生を隠れ蓑に、スパイ活動を展開。変装、諜報、潜入、カーチェイス・・・。
少女たちはそれぞれの能力を活かし、影の世界を飛び回る。
「少女たちは何?」
「スパイ。嘘をつく生き物だ」
第1話のあらすじ
【case13 Wired Liar】
19世紀末、アルビオン王国は革命により、首都ロンドンを境にして、旧来の王国と新しく生まれた共和国の二つに分かれた。そしてその境界には、お互いの国交を断絶させるため『ロンドンの壁』が作られた・・・。
王国へ送り込まれた共和国のスパイ・アンジェは、チームリーダーのドロシーとずば抜けた剣技を持つちせと共に、共和国へ亡命を望んでいる王国の研究者の青年・エリックを、王国側の妨害にあいながらも無事保護する。保護した先は、アンジェ達が任務で通っているクイーンズ・メイフェア校の博物室。そこでエリックが出会ったのは、付き人のベアトリスを従えた王国のプリンセスであった。彼女は笑顔で言う、「実は私、共和国のスパイなんです」と。彼はその告白に驚きながらも、突如、任務にないことを要望する。
「もう一人、亡命させたい者がいる」エリックの願いは果たして聞き入れられるのか?
感想
事前に公開されていたPVの段階でかなり期待したていたアニメでしたが、期待通りのいい世界観のアニメ。
ちょっとダークな感じで、女の子たちは可愛いけど、しっかりスパイするアニメだと思っていましたが、まさにその通りでした。
まず世界観ですが
【時は19世紀末。アルビオン王国はケイバーライトと言う無重力を発生させる物質を独占。空中艦隊を組織し、覇権を握った】
この世界観どうですか!19世紀末って、日本は明治時代でまだ写真だって白黒。ちょうど大日本帝国憲法が発布された頃です。
そんな時代に、空中に馬鹿でかい鉄の塊が浮いているってロマンありますよね。
そして舞台はロンドンです。レンガの街並み、蒸気機関。パイプやら何やらがむき出しで、ごちゃごちゃしてる感じがいいですねー。
そして革命が起きて、国が東西に分裂。ロンドンは各国のスパイが暗躍する影の戦争の最前線。ロンドンでスパイが暗躍するってなんだかすごい王道感!
え?そうでもない?いや、私はすごく王道だと思いますよ!
だってシャーロックホームズの舞台のロンドンなのだから!(正直シャーロックホームズ全然知りません・・・)
登場人物たちに関しては、とにかくスパイの女の子たちが可愛い。
無口なアンジェ、チームリーダーのドロシー、剣の達人ちせ、アルビオン王国の王女プリンセス、王女の付き人ベアトリス。もうね、みんな可愛い。
でも王国の王女までがスパイってめちゃくちゃです。でも後々この設定が生きてくるのでしょう・・・いや、まさか「王女がスパイだったら面白くない?」ぐらいの感じで王女をスパイにしたのでしょうか?
【女子高生であり、スパイ】
あくまで女子高生なんだから、どうやって戦うのかなーって思ってましたが、アンジェはケイバーライトを使って空を飛ぶし、ちせは剣の達人というか最早人外だったので、その辺はスーパースパイアクション物語って感じでした。
全体の感想はここまでにして、1話について。
研究者エリックと言う一人の男を亡命させる話でした。
結局エリックは2重スパイとしてアンジェに始末されてしまうのですが、妹の病気を治すために必死でした。しかも妹が病気になった経緯を考えると、エリックが2重スパイになるのは仕方のないことだったんですよね。
たぶんエリックを保護した段階で、2重スパイだと言うことはすでにバレいた。いやその可能性があることも予想していたのでしょう。
保護している間にエリックと少しですが心を通わせたアンジェ。結局アンジェはエリックのことを自ら始末するわけですが、エリックに保険金をかけて、そのお金でエリックの妹を助けてあげました。
エリックを始末するときアンジェはなんだか悲しそうでした。
女子高生でまだ若いが故に、こういった結果になったということなんですかね。
女子高生スパイアニメですからね、スパイらしく非常でありながら、どこか優しい女の子の物語ってことですね。
おすすめのアニメだと思います!
そういえば1話なのにタイトルが【case13 Wired Liar】だったのは何か意味があるんでしょうか?今後に期待ですね!
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