第17話の感想はこちら
【Fate/Apocrypha(フェイト アポクリファ)】 デートのことを囮作戦というのはやめてください 第17話感想【2017年夏アニメ】
第18話のあらすじ
【フロム・ヘル】
ジャック・ザ・リッパーを庇い、赤のアーチャー・アタランテの矢に倒れたマスターの六導玲霞。
アタランテの矢を受けるも、マスターおかあさんを失った哀しみからジャック・ザ・リッパーは周囲を深い霧で包み込み、アタランテ、そしてジーク、ジャンヌ・ダルクは彼女の悪夢へと誘われる。
それぞれがジャック・ザ・リッパーの幻影と向き合う中で、ジャンヌ・ダルクはある決断を下す―。
感想
ついにジャックちゃんが退場しました。
死んだ後、固有結界まで張って色々頑張ったジャックでしたが、鋼の精神を持つジャンヌには精神攻撃は効果がなかったようです。
一撃必殺の宝具も効かない、精神攻撃も効かない、クソ力。どう考えても天敵であるジャンヌがいなかったらジャックは天下とれてたかもしれませんね。
最後はキレイなジャックちゃんとなって天に召されて行きました。
そうそう。ジャックちゃんの正体についてですが、マスターとの会話で「私達」と言っていたことから、犠牲になった子どもたちの集合体だったということですかね。
そしてジャンヌが「彼」と言っていたことを考えると、今回召喚されたジャック・ザ・リッパーは、その時代のロンドンで犠牲になった子供たちの怨念が、合体してジャック・ザ・リッパーの伝説として 具現化したものだったというこですかね。
これならジャックちゃんが無垢な少女っぽい見た目なのも納得できます。
天草四郎が正体を現してから、正義と悪、シロウとジャンヌの2人のルーラーの対立について語られていますが、今回もそれに近い話でした、
ジャックの精神攻撃に見事にやられてしまった赤のアーチャーアタランテ。
彼女はジャックの精神世界の子供たちを救おうとした結果、見事に精神を侵され、おかしくなってしまいました。
彼女は元々世界中の子供達を救いたいという願いを持っていました。だからこそ、精神世界の子供たちを救うことが当然だったんです。でもその子どもたちは悪霊でした。
それでも子供たちを守ることがアタランテの正義。
しかし、ジャンヌにとっては悪霊である子供たちを浄化し、止めることが正義でした。
どちらも正義であり、正義と対立するのもまた別の正義ということです。
現状を破壊して理想を実現するのも正義。人によっては不条理な世の中であろうと現状を守るのも正義。
アポクリファは対立を描きつつも、人によってどちら側も正義であり悪である。それを描いているアニメの気がします。
なんか深いな。深いアニメ。
そんなシリアスな内容を描きつつも、ジャンヌがジークのことを好きだということをしっかりぶっこんでくるアニメです。
なんなのこのルーラー。
どっちかに肩入れしたらダメだって言ってるのに、ジークの前で頬赤らめてるじゃん!
アストルフォに抱きつかれたジークを見てそっぽ向いてヤキモチ焼いてるじゃん!
最早聖女ではなく恋する乙女ですね。
最後にシェイクスピアが色々言ってましたが、こいつは結局なんなんですかね?
次回へ続く!
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