第24話の感想はこちら
第25話のあらすじ
【Apocrypha】
大聖杯による全人類の救済を願う天草四郎時貞の前に最後に立ちはだかるのは自身の願いのため剣をとった、何者でもなかった少年―ジークであった。それぞれの願いの果てに、“外典”が紡がれる。
感想
最終回。すばらしかった!ありがとうございました!
前回のラスト、ジークvsシロウの戦いはジークの勝ちでした。
勝負に負けたシロウは、セミラミスの膝の上で息を引き取りました。自らの人類救済の願いが叶い、その先が見られないのが残念だと最後に言い残したシロウ。
彼の願いは”確かに叶っていた”んですね。彼にとっては満足の行く最後だったのではないでしょうか。
そしてシロウを看取ったセミラミス。彼女はシロウの事が本当に大好きだったんですね。シロウにキスもしちゃったりして、彼女も満足したでしょう。
さてさて、生き残ったジークは大聖杯の中にいました。
そこでシロウの願いがもう止められないと知ったジークは、大聖杯にある願いをします。
一緒にいたアストルフォはそれを止めましたが、ジークは譲りません。
ジークはアストルフォに「自分の代わりに人々と一緒に生きてほしい」そう願いました。
彼はこれにうなずき、最後は笑って去っていくのでした。
この2人も本当にいいコンビでしたね。レティシアとカウレスを連れて空中庭園から脱出するシーンでは、アストルフォはマスターに忠誠を誓う最高のサーヴァントだと思わされました。
ジークの願いは、自らを幻想の竜ファブニールにして大聖杯を世界の裏側へ運ぶこと。
だと思います。もしくはそれっぽいやつ。
とにかく、聖杯が願いを叶えてもそれが人に適用されない世界の裏側へ運ぶことでした。
ジークは世界の裏側へ1人で大聖杯を運んでいきました。そこで長い時間(数千年?)、たった一人、孤独にすごすことになるのです。
そりゃアストルフォも止めますよね。
そこへやってきた1人の少女。いや聖女。
ジークの手をとり、彼女は言いました。
「私はあなたに恋をしています」
エンダアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァアアア
はい。Fate/Apocryphaこれにて完結!
それぞれのその後みたいなのもありましたが、私は最後のこのシーンで大満足です。
最高かよ!聖女最高かよ!
人が願いを叶える物語
これってどういう風に捉えるのが正解なのかわかりませんが、私としては
「1人のホムンクルスが成長し、人間として願いを叶える物語」
つまり、聖杯大戦という舞台はあったものの、アポクリファはジークの成長物語だったと私は思います。
いやもうそれでいいよ。別に間違っててもいい。
だってジークとジャンヌの最後のシーン見て「ああ〜いい終わり方だな」って思ったんだもん!
だからいいよね!最終話の感想はそんな感じです。
半年間続いたアポクリファも2017年最後に見たアニメとなり完結しました。
うーん、ちょっと難しいアニメだったのかなと思います。毎回見た後にちょっと調べたりして、どういう意味だったのかとか調べてましたからね。
で、私の素直な感想を言うと、最初はあまりおもしろくなかったかな。むしろ途中まであまりでした。
うん。これが素直な感想。感想記事書いてなかったら見るのやめてたかも。
でも見終わってから「最後まで見て本当によかった。記事書いててよかった」って思いました。それくらい終盤は最高でした。
やっぱりサーヴァントは散り際にこそ花がありますよ。
むしろそれがこのアニメの面白さだと私は思います。
半年間続いたこの記事もこれで終わり。
いいアニメでした!
終わり
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