最終回第12話の感想です。
第11話の感想はこちら
第12話のあらすじ
【恋と嘘】
由佳吏に「美咲を選ぶべきだわ」と告げる莉々奈。政府通知を解除するために、しばらくお互いのことが嫌いだと嘘をつこうと提案する。突然の提案に戸惑う由佳吏は返す言葉が見つからず・・・。
感想
最終回はりりなとネジをメインにしたストーリー展開でしたね。
この話を見てしまうと、もうりりな派に鞍替えするしかないと私は悟ってしまいました。
だってね、ネジも高崎さんも(特にネジ)結局自分の気持ちを優先して動いていたわけです。
しかし、りりなは違いました。
自分が変わるきっかけを作ってくれた2人が幸せになれるように、自分なりに一生懸命考えてネジに高崎さんを選ぶように勧めたのです。それが自分に嘘をつくこと、自分の気持ちを犠牲にすることだったとしても。
自分よりも友達と好きな人のことを優先するりりなを見て、応援したくならない人なんていませんよ!
あえてもう1度言わせてください!
応援したくならない人なんていませんよ!
ネジとの濃厚なキスは、言い方が悪いですが手切れ金ってことでお許しください。
だって諦めるんですから初恋の人とのキスぐらいオッケーですよね。
私はその先に行ってしまうのではとちょっとドキドキしてましたけど。
そして自分を犠牲にしているといえばやはりこの人。仁坂です。
高崎さんを選ぶと決めたものの、その選択に全然納得がいっていないネジは家で腐っていました。そこに訪ねてきたのが仁坂。
『ネジが2人を好きならそれでいいんじゃない?それでその人が傷ついたとしても、それは勝手に好きになった奴が勝手に傷ついただけ。誰かを好きになるってそういうことだよ』
仁坂はこんな感じのことをネジに話します。これで元気を取り戻したネジはウェディングドレス姿の2人を見るために式場にダッシュするわけです。
仁坂は当初からずっとこういう性格でしたね。
確かに冷たくて、酷い言い方だと思います。でも私は彼の言っていることはそこまで間違ってないんじゃないかなと思います。
人間的に〜とか、道徳的に〜とかそれもわかりますけど、仁坂の言っていることも正しいと思いますよ。それに今回の言葉は、ネジに対して叶わぬ恋をしている仁坂が言った言葉だからこそ正しくて、説得力のある言葉だと思いました。
仁坂は例外だから犠牲にしてるとは言えないんじゃない?って意見もあるかもしれませんが、仁坂は自分を犠牲にしてネジのことを元気付けてたと思います。
最終回では結局どちらかを選ぶことはなく、両手に花の感じで終わりました。
私としては白黒はっきりつけて欲しかったのですが、原作も継続中ということでここがいい落としどころなのかなって気もします。
でもこの終わり方だと、どうしてもネジが悪者みたいになっちゃいますよね。優柔不断でどっちつかずでズルイ男。そうなってしまったのはちょっと残念ですが、原作ではしっかり決めてもらいましょう。
毎回次の話がすごく気になるくらい楽しく見ていた恋と嘘も今回で終わってしまいました。
このアニメはそんなに期待していなかったのですが、結局夏アニメでは1,2を争うくらい面白いアニメでしたね。
それは全て高崎さんとりりなの可愛いさによるものでしょう。ただ毎回「おいおい…」ってなるくらいキスシーンが生々しいのがあれですが…
ちょっと設定はぶっ飛んでいましたが、すごく面白いアニメだったと思います!
終わり
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