第6話の感想です。
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第6話のあらすじ
【監視基地(シーカーキャンプ)】
ようやく『監視基地(シーカーキャンプ)』に到着したリコとレグを迎えたのは、不動卿『動かざるオーゼン』。ハボルグの話では、現役の白笛でアビス深層で生まれたリコをライザと共に地上まで運んだという。命の恩人に対してお礼を言うリコだったが、オーゼンは不気味な表情で笑い始め・・・。そして、オーゼンの直弟子『マルルク』と一晩過ごすことになった二人。リコが深夜に目を覚ますと・・・。
感想
はい。前回に引き続き【不動卿オーゼン】が登場するところからのスタートとなりました第6話。
オーゼンさんめっちゃ不気味で、めっちゃ怖い。
そんなオーゼンさんの弟子マルルクちゃん?
非常に可愛い女の子?いやレグが性別を尋ねた後の流れと、リコの裸を見て恥ずかしがっていたことから、おそらく男の子でしょう。
マルルクは日の光に弱いらしく、事故で倒れていたところをオーゼンに拾われ、それ以来ずっと2人で監視基地に住んでいるのだとか。
オーゼンさんあんな怖い雰囲気出しておいて、めっちゃ優しいんですね。
さて、監視基地に着いてすぐにアビスの呪いで速攻ゲロってしまったリコさんは、オーゼンにライザのことを尋ねますが、ゲロ臭いから明日と言われ、基地で一晩明かすことに。
同世代のマルルクとも意気投合し、楽しく一晩明かすのかと思いきや、夜中トイレに起きたリコは、この世の物とは思えない不気味な生物と遭遇します。
首がなくて、背骨をずりずり引きずりながら、手で這いずって移動してました。怖い。
そんな生物を見てしまったリコは、レグの布団に潜り込んで眠り、おねしょをしてしまいます。
次の日の朝。昨晩の話をするリコの前に「面白そうな話をしているね」とオーゼンが登場します。
そして「君は気づいていないのではなく、あの子にもハボルグにも知らされていないのか」と、とっても意味深な発言をします。
疑問に思うリコたちに「知りたければ着いておいで」と言って私室に案内します。
ここからオーゼンさんの発言まとめ
・ライザは死んでいる
・深界4層巨人の杯の奥にあるトコシエ草の群生地に墓があり、封書と白笛はそこで見つけた
・墓があった場所はライザの好きな場所だった
・リコが持っている『奈落で待つ』の手紙の字はライザの字ではない。ライザはいたずらでもそんな字は書かない
こんな感じで、リコに対して次々に悲しい現実を突きつけていきます。それはリコが奈落を目指す理由をなくそうとしているようにも感じました。
オーゼンの話をそのまま受けるならば【ライザの墓と思われるものを4層で見つたからライザは死んでいる。ライザからリコへのメッセージだと思われたものは、実は全く別人が書いたもの。】
ってことですよね。あ〜あっさりリコの旅の一番の目的が消え去ってしまったような気がします。
でも待ってください。オーゼンがリコに「墓をあばいて確認してみるか」と言ってましたが、実際墓をあばいて確認したわけではないのなら、もしかしたらまだ生きているかもしれませんよね。
だって、ライザは6層へのラストダイブを行ったわけです。だったら4層に墓があるのはおかしくないですか?
白笛でもかなりの実力者だと思われるライザが4層で死んだとは考えにくいですし、6層へ潜ったなら戻ってくることは不可能。つまり誰かがライザに同行していたとしても4層へ戻って墓を作るのは無理です。
ロボットでもない限りは。
ということで、6層から下へ潜って死んだライザの墓をレグが4層で作ったってことも可能性としてはなくはないですね。
いずれにしても、もしかしたらオーゼンがまだ何か隠しているかもしれないので、決めつけるのはまだ早いかもしれませんね。
そしてリコについて。「気づいていないのではなく、あの子にもハボルグにも知らされていない」ってどういうことでしょうか。
てかあの子って誰?
この世の物とは思えない生き物を見たことに対してのこの発言。つまりこの世の物ではない物がリコには見ているということでしょうか。
あの子と呼ばれる人とハボルグは何か知っている。リコには霊能力があるとか?
何かリコは特別な存在なんですかね?
そしてオーゼンの私室にあった白くて四角いアレはなんでしょうか?
次回は何かとんでもないことが明かされる気がする!
次回へ続く!
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