第8話の感想です。
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第8話のあらすじ
【生存訓練】
オーゼンから課された新たなる旅立ちへの試練「生存訓練」。限られた装備で10日間生き延びる事を言い渡されたリコとレグは、まずは飲み水の確保の為に移動を開始する。早速綺麗な水場を発見したリコだったが、近づくと突然水面が揺れて・・・。一方、地臥せりと共にその様子を遠くから眺めていたオーゼン。リコとレグの様子を見て、思いを馳せたのは・・・。
感想
オーゼンに連れてこられた2層の奥深くで、リコとレグは一生懸命生き延びました。
モンスターに襲われたり、虫にたかられたりと、色々な障害にぶち当たりながらそれぞれの長所を生かし2人で乗り越えたのです。
最後の方は別々にされていたようですけどね。
ボロボロになりながら10日間の訓練を終え、監視基地に戻った2人。
リコは戻ってくるなり倒れこんで寝てしまいます。よっぽど疲れたんでしょうね。
一応これで訓練は終わりのようでしたが、深界2層で10日間過ごしただけでこの疲れようでは、この先大丈夫なのでしょうか?
でも最後の方は1人で過ごしていたようなので、その疲れが出ただけでレグと2人ならば大丈夫ってことですかね。
戻ってきた2人と一緒に食事をとるオーゼン。
「待ち人をコ◯シたくなければ深層には留まるな。なんて古い言い伝えがあってね」
オーゼンのこの言葉通り、アビス内では時間の感覚が狂ってしまい、自分では数週間のつもりでも、地上では数ヶ月すぎてしまうことがよくあるみたいです。そしてこの狂いは深く潜るほど顕著に出るみたいです。
この後にオーゼンはこんなことを言います。
「この狂いが6,7層になるとどれほどのものか予想できない。地上では10年経った、しかし深く潜ったライザにとっては2.3年かもしれない。だからこそライザが生きている可能性は高い。」
あれ?オーゼン。めっちゃいいやつじゃん。
最初に会った時は、ライザは死んだとか言ってたのにめっちゃいいやつじゃん。
さらにオーゼンはアビスの奥で遭遇するかもしれない白笛たちに気をつけろと言います。
【先導卿(センドウキョウ)、選ばれしワクナ】
【神秘卿(シンピキョウ)、神秘のスラージョ】
【黎明卿(レイメイキョウ)、新しきボンドルド】
なんとここで新たな白笛の名前が判明します。カッケー。
ボントルドは特に危険人物らしいので気をつけろとのこと。
なんかこのボントルドと遭遇したりして…まさかね。
その後、4層にあった謎の墓標から回収したライザの武器【無尽槌】を受け取り、さらに白笛しか知りえないアビスの情報を聞かされます。
視聴者には明かされませんでした。
そしてそして。ライザからのメッセージだと思われていた「奈落の底で待つ」と書かれた紙。あれはやはりライザからではなかったらしい!いや、みたい?かな。
歪に大きく書かれた古代文字。オーゼンを持ってしても破ることのできないメッセージが書かれた謎の紙。ライザの封書の中にこの紙が入っていた。
この3つのことからオーゼンはライザと共に誰かが待っていると予想します。
一体誰なんでしょうか?新キャラ?まさかね。
もしかして、今回回想で初登場となったリコの父親?それこそ”まさかね”ですね。
そしてリコたちはマルルクたちに別れを告げ、深界3層へと旅立ちます。
マルルクはとても悲しんでいましたね。やっぱり2人には行って欲しくなかったんです。
ラストダイブに向かう2人ですが、なんらかの方法で帰還してマルルクと再開できることを願います。
そしてそれを見つめるオーゼン。
今回は回想が多く、オーゼンとライザの過去が色々明かされました。
前回、前々回のオーゼンが嘘のようにめちゃくちゃいい人。そしてライザのこと好きだったんですね。ライザの結婚の報告を聞いてめっちゃショック受けてました。
本当に今回の回想はいいシーンばっかり。
ライザにリコのことを頼まれたオーゼンが、なんだかんだ言いながらそれを受け入れてる場面はめちゃくちゃ良かったですね。
そしてライザがめちゃくちゃ美しい。オーゼンが笑顔なのもまたいい!
度し難い。度し難いですね。
第8話はライザとオーゼンの絆の回だった気がします。
もちろん新たな脅威と新たなアビスの情報も出てきましたが、そんなことがどうでもよくなるくらい、ライザとオーゼンの回想とその約束をしっかり守るオーゼンが良かった。
色々託されたリコとレグのこれからが楽しみです。
そういえば、少しだけレグの記憶のことについてオーゼンが話していました。
「色々思い出すまで行かせたくなかった」
こうつぶやいたオーゼンの真意はなんでしょうか。探窟技術の飲み込みが早いって言葉から、もしかするとこの先の脅威に立ち向かうために、本来のレグの力を取り戻して欲しいってことだったんですかね。だとすると記憶を取り戻したレグはめちゃくちゃ強いのかもしれませんね。
次回へ続く!
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