第10話の感想です。
第9話の感想はこちら→【プリンセス・プリンシパル】第9話の感想
第10話の簡単なあらすじ
【case22 Comfort Comrade】
かつて、ファームと呼ばれるスパイ養成所でアンジェとドロシーの同期生だった“委員長”。彼女は養成所時代、成績が2位から落ちたことのない優等生でもあった。
今回、アンジェ・ドロシー・ベアトリスの3人に与えられた任務は、そんな彼女と共に海軍卿の居城から機密文書を奪取するというものであった。
任務は無事に終了したかに見えたが、アンジェとドロシーにはもう一つの指令が与えられていた…。
感想
なんかドロシーがメインで関わる話は重くて辛いものが多くないですか?
今回もドロシーがかわいそう。ドロシーの優しさに漬け込んだかのようなストーリー展開。ひどすぎる…
今回の話はスパイ養成所の同期である【委員長】と協力して機密文書を手に入れるついでに、委員長が2重スパイかどうか探るという話でした。
委員長は養成所時代、常にアンジェの次。永遠の2番手的な感じでした。
物語の途中、委員長は【憧れの人】についてちょいちょい触れています。それはずっとアンジェだと思っていました。でもそれは違いました。委員長の憧れの人はドロシーだったのです。
他人から失望されたくなくて必死に優等生を演じていた委員長は、自由にで軽やかに生きるドロシーに憧れていたのです。
過去にアンジェと3人で試験を受けた時の話。自らのミスで試験に落ちそうになってしまう。そうなった時にドロシーは「どうしようもない!せっかくだから遊びに行こう!」と委員長を連れて遊園地に遊びに行きます。(試験は結局アンジェがなんとかしてくれました)
委員長はそのことが忘れられなかった。今でもその時のことを夢に見る。
そんな話をしながら、委員長はドロシーの目の前で自らの頭を銃で撃ち抜きます。
そんなことをされてドロシーのメンタルは大丈夫なんでしょうか…
養成所時代の同期の友達が薬漬けになっていて、自分たちを裏切り、しかも最後に自分に憧れていたと聞かされ、目の前で命を断つ。
これは絶対に頭おかしくなりますよ。しかもドロシーはあの5人の中で一番優しい子(私調べ)。
ああ…ドロシーかわいそう…
とにかくドロシーがかわいそうな話でしたね。
ドロシーばっかりに触れてますが、アンジェはアンジェでドロシーに委員長を撃たせないように、色々考えて行動していたみたいです。アンジェのこういうところいいですよね。
あとベアトは普通に可愛い。
今回お留守番だったプリンセスとちせは、ロンドン版ししおどしを作って遊んでましたね。
色々あった回でしたが、最後にとんでもない爆弾が放り込まれました。
今までコントロールのボスっぽいポジションにいた【L】がいきなり転属になり、軍の偉い人っぽい【ジェネラル】がコントロールに加わります。
ジェネラルから告げられた新しい任務が『プリンセスを抹殺せよ』といものでした。
え?……‥……マジ?
今回の話はここで終わりなんですが、これは大変なことになりました。
「えっ?…」って表情を浮かべるドロシーに対し、アンジェは全く表情を変えていませんでした。一体どうなることやら。
でもここで【チェンジリング作戦】という任務があったことが生きてくるんです。
チェンジリング作戦。それはアンジェがプリンセスと入れ替わること。
単純に考えるなら、アンジェがプリンセスと入れ替わって…って感じですが、果たしてそんな単純にいくのかどうか。次週がすごく気になります。
物語の佳境に入ってきたって気がしますね!
次回へ続く!
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