第12話の感想です。
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第12話のあらすじ
【case24 Fall of the Wall】
ゼルダに扇動され、革命軍が歩みを進める先は戦勝祈願式が行われる新王立寺院であった。移民、貧困、格差……それらを愁える革命軍の狙いは、式典中の女王暗殺。
その事実を知ったプリンセスは革命を止めようとするが、それを察したゼルダに銃口を向けられる。
一方、アンジェはプリンセスの真意を確認するため、飛行船から脱出するが…。
感想
いやーよかったよかった。絶対バッドエンドになると思っていたこのアニメがすごくいい終わり方で安心しました。
前回革命軍と合流したのは本物のプリンセスだったんですね。
そこから女王陛下暗殺を阻止しようとプリンセスは奮闘します。
一方でアンジェはプリンセスに嫌われてしまったショックから、飛空船の中でうじうじしていました。
しかしプリンセスの持ち物の中に、小さい時にお揃いでかぶっていた帽子があるのを見つけます。
プリンセスの真意を確かめるために動き出すアンジェ。
そして徐々に集合していく仲間たち。見事にプリンセスを助け出し、クーデターも阻止。
最後はアンジェが以前から話していたカサブランカで、みんなでスパイ活動を続けている場面で終わり。
素晴らしい。見事なまでのハッピーエンドでした。
今回はあまり素顔を見せることがなかったアンジェの人間らしい姿がたくさんありましたね。全部プリンセス絡みでしたけど。
最後にちせが「アンジェの色恋は想像できない」って言ってましたけど、その後にアンジェが「これでも…」って言ってる続きが非常に気になる。これでもなんなんだ!意外とそういうの経験してるのか?アンジェが?マジで?…
私が選ぶ今回のハイライトですが、今回はいっぱいいいシーンがあったんです。
いなくなったドロシーとアンジェが再開して「スパイとしてではなく友達としてなら力を貸す」って言った場面とか
今までなかなか一緒に行動できなかったちせが、アンジェと一緒にプリンセスを助けに行く場面とか
それぞれみんなあると思うんです。
しかし、私が今回選んだ最高のシーンはこれ
早くプリンセスを助けに行こうとお願いするベアトが
「早くしないと姫さまが!」って言いながらピョンピョン回っているシーン。
これはやばい。マジでベア子可愛すぎる。はあー…本当に登場人物が可愛いアニメですね。
というわけでプリンセスプリンシパル最終回を迎えました。
正直一番期待していたアニメだったのでハードルは高かったのですが、いい感じに飛び越える良作でした。
全体を通してダークな雰囲気で舞台設定もいい感じでした。
女の子たちの成り立ちとかもしっかり描かれていてキャラもしっかり立っていたと思います。ドロシーの話は毎回悲しい内容でちょっとかわいそうでしたね。
ちなみに私が一番好きなのは、ちせとちせのお父さんの話です。やっぱりちょっと悲しい話なんですが、よくできた話だったと思います。
ノルマンディー公が最後に手に入れていたプリンセスの帽子?。逃走したゼルダ。
2期を匂わせるものが色々ありますね。
放送されていない”case”もたくさんありますからなんらかの形で続編を期待してもいいんじゃないでしょうか。
終わり
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