月額1,980円で飲食店の売れ残りをテイクアウトできるとんでもないサービスが開始されるらしい。
あまりにも衝撃的だったのでいろいろ調べてみました。
【Reduce Go】とは?
「Reduce GO」は、日々の食費をできる限り抑えたいユーザーと、食品廃棄ロスを少しでも減らしたいレストランや小売店をマッチングするサービスです。
ユーザーはアプリに表示される現在地周辺の余剰食品一覧の中から食べたい料理を探し、タップして注文したら、あとはお店に受け取りにいくだけ。月額1,980円という定額で毎日2回まで注文することができ、注文のたびに料金を支払う必要もないため手間もかかりません。
要するにユーザーは月額1,980円で1日2回食事をすることができて、お店は売れ残った食品をコストゼロで処分することができ、更にお金ももらえてしまうというユーザーにもお店にもwinwinなとんでもないサービスということ。
提携店舗が近くにあるユーザーは、極端な話月の食事代が1,980円で収まってしまいます。
まじハンパねぇ。
サービス開始はいつ?
2017年中にサービス開始予定。
サービスエリアについては東京23区からスタートし、順次拡大していく予定。
こんな人におすすめ
おすすめする人って言っても、単純に月額1,980円で2回食事ができるなら誰にだっておすすめのサービスです。
しかし強いていうならこんな人におすすめでしょう。
・一人暮らしの学生
学生はお金がない!となればこんないいサービスはないでしょう。提携店舗が近くになければ売れ残りが出る時間まで大学や図書館で勉強して、受け取ってからお家に帰る。完璧ですね。
・フリーター
フリーターはお金がない!となれば…以下略。提携店舗が近くにないなら、売れ残りが出るタイミングまで働くとか時間調整が必要かな。
・独身のサラリーマン
家に帰ってご飯を作るのは面倒くさい!コンビニで買って帰るくらいならこのサービスを利用した方がいいでしょう。提携店舗が近くになければ…残業でもしますか。
サービス開始直後は東京23区限定なのと、売れ残りが発生するタイミングを考えるなら、23区内に住んでいる。23区内で働いている。23区内の学校に通っている。そんな人たちが利用するサービスになるのかなーって思います。
そもそもタイミングが合わないと利用できないので、提携店舗が近くにない人にはちょっとハードルが高いサービスですね。
こんなトラブルがありそう
実現したら本当に夢のようなサービスですが、だからこそこんなトラブルが予想されるのではないでしょうか。
・全然利用できない
提携店舗が近くにない、売れ残りが出ない、受け取れる時間帯にお店に行けない、などそもそもサービスが利用できない。
・競争率が高すぎる
安く食べられるならみんなそうしたい!売れ残りがどれくらい出るのかにもよりますが、人気店舗は競争率が高くなってしまうかもしれません。そもそもユーザーが多すぎて、需要と供給にとんでもない差が生まれる可能生もあります。
・受け取り時間に間に合わない
実際の利用画面を見る限り、注文後受け取りに行く時間が決まっているようです。その時間にちょっと間に合わなかったせいで受け取れない。その際に「他の店では大丈夫だったのに!」なんてトラブルになるかもしれません。
・お客さんが減る
売れ残りを求めてお客さんが減る可能生もあります。心配しすぎかな。
・お店とユーザーの認識の違い
お店としては売れ残りといえど、無料で食べ物を提供している。
ユーザーはReduce Goにお金を払ってサービスを受けている。
これを第3者のReduce Goが間に立って運営する。
この仕組みはちょっと危険な香りがします。
お店がどんなクオリティで売れ残りを提供するのかわかりませんし、お店としては本来お金を払ってもらって食べてもらうはずだった物を無料で提供しています。
ユーザーは安いとはいえ、お金を払っています。きっとお金を払っている以上、しっかりとしたサービスと料理を望むはずです。
この意識の違い、認識の違いがトラブルを生む可能性は十分あると思います。
受け取り時間に間に合わなかった時の「他のお店は〜…」っていうのがたくさん起きそうな気がしますよね。
まとめ
正に夢のようなサービスですが、サービス開始時はいろんなトラブルが発生しそうな気がします。
サービスを利用する人、売れ残りを提供するお店の人はある程度のトラブルは覚悟しておく必要があるかもしれませんね。
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