みなさん音楽を楽しんでいますか?フェス行ってますか?夏フェス行ってますか?
そんなわかで(どんなわけで?)、今回は日本3大ロックフェスの一つ「ロックインジャパンフェスティバル」の凄さについて語っていきたいと思います。
ちなみに、私の主観が大部分を占めているので、文句などは一切受け付けません。
ロックインジャパンフェスってなに?
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロックインジャパンフェスティバル)」略して「ロッキン」は、夏に開催される音楽フェスの一つです。
初開催は2000年。主催者はTOKYO FM、企画制作はロッキング・オン・ジャパン。
「日本人アーティストだけでロックフェスを行いたい」という考えの元、第1回目から茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」を舞台に行われています。
初開催から現在に至るまで休むことなく毎年開催され、最初は2日間1ステージで行われていたものが、今では週をまたいで4日間7ステージで行われるモンスターフェスへと変貌を遂げました。
このフェスの特徴を上げるとすれば2つ。
1つ目は動員数。2017年の4日間の合計来場者数は27万4,000人。この数字は、日本で開催されているフェスの中でもぶっちぎりで1位の数字です。これだけの人がやってくるわけですから、会場の規模も桁違い。メインステージのGRASS STAGEのキャパは約7万人。セカンドステージであるPARK STAGEとLAKE STAGEは1万人。一番小さいステージでも4,000人を動員することができます。
もし「ロッキンってどんなフェス?」と誰かに聞かれたら、「日本で一番大きいフェスだよ」と答えて上げましょう。
2つ目はルールの厳しさです。近年「ポップインジャパン」と皮肉られることもありますが、ロッキンがロックフェスであることは間違いありません。ロックバンドのライブに欠かせないものといえば「モッシュ&ダイブ」。このモッシュとダイブですが、危険な行為とされていて、フェスにかかわらずライブハウスなんかでも禁止されています。
しかし、あくまで体面上危険にしているだけで、実際にロックバンドのライブにいくと当たり前のようにこのような行為が行われ、特にペナルティはありません。
ロックインジャパンではこのダイブ・モッシュなどの危険行為は厳しく取り締まられており、危険行為を行った者には反省文を書かせたり、リストバンドを没収して退場処分にしたりするそうです。(私は経験がありませんが、本当に行われるみたいです)
これについては後ほど書きますが、ロッキンでは危険行為について厳しく取り締まることが特徴の1つであると覚えておいてください。
こんな感じで、ロッキンはすごいフェスだと言うことですね。
ロッキンの凄さ
日本最大のフェスであるロックインジャパン。もちろん開催規模のデカさも凄さの1つですが、他にもたくさんすごいところがあるんです。
トイレが凄い
トイレの数がめちゃくちゃ多いです。一日に7万人近く動員するわけですから、当たり前と言えば当たり前なのですが、それにしたって多いです。各エリアに男女問わず必要な分がしっかり配置してあります。
そして、配置の仕方もしっかり気を使っています。他のフェスに行ったときの話ですが、男性の小をするトイレが後ろから丸見えだったんです。「男性なら気にしないでしょ」的な考えだとは思います。用を足している側もそこまで気にしていないと思います。しかし、後ろから見られるの嫌な人だっています。肝心の部分が見えなくても、それを後ろから見るのが嫌な人だっています。ちょっとした配置の工夫で改善できるのなら、やらないに越したことはありません。
それをやっているのがロッキンです。トイレの数が半端じゃなくて、ストレスを感じないのがロッキンです。
更に、トイレのゴミを定期的に回収してくれます。なぜか知りませんが、フェスに行くとトイレにゴミを捨てていく”ちょっと頭の悪い方々”が非常に多いです。誰かが捨てるから更に誰かが捨てていき、どんどん汚くなります。でもロッキンではそこも定期的に掃除してくれるみたいで、トイレが割とキレイなんです。
ロッキンって凄いですね。
スタッフが凄い
ロッキンは日本最大のフェスです。そこに携わるスタッフの数もおそらく日本最大でしょう。
先程のトイレのゴミの話、これもスタッフがたくさんいるからなせる技ですよね。
これは私の主観ですが、ロッキンのスタッフってロッキンをしっかり楽しんでいる気がするんです。あるフェスの話、わからないことがあったのでスタッフさんに尋ねたところこう言われました。
「わかりません。オレ、バイトなんで」
あ、これは極端な例で、かつ私の愚痴ですね。
話を戻しましょう。グラスステージのリストバンドチェックのスタッフさんがとにかく元気がいい!そこだけに焦点当てすぎですが、そういうところを見ると、フェス全体の印象がよくなるんですよね。
とにかくロッキンのスタッフが凄い
動線の確保や各エリアの配置が凄い
他のフェスに行くと必ず思うことがあります。
「道が狭い!ここだけ人が溜まって通れない!なんでここにこれがあるの!」
そして思うのです。「ロッキンはそんなことないのにな…」って。
ステージ移動の際の動線の確保、フードエリアやステージの適切な配置など、ここまで来場者にストレスを与えないのは本当に凄いと思います。(毎年レイクからグラスへの移動で「遠すぎ」って文句垂れてます。あとパークステージは改善の余地あるのでは?)
もちろん会場の敷地の広さもあるとは思いますが、これは毎年改善につぐ改善を行ってきた主催者側の努力の結果だと思います。毎年遊びに言っている身として、本当に頭が下がります。
あと、めちゃくちゃ驚いたのですが、去年か一昨年に会場周辺の渋滞緩和のために信号機の切り替わるサイクルを調整したと言っていました。地域一帯となってロッキンを盛り上げてるんですね。
ロッキンすげー
初めてでも楽しめる、徹底した安全管理が凄い
ロッキンってなに?の部分でお話したと思いますが、ロッキンではダイブ・モッシュ等の危険行為に対して、反省文を書かせる(本当に?)、リストバンドを切って退場にするなど、かなり厳しくペナルティを与えています。
なぜそこまでロッキンは厳しく取り締まるのか?
ロッキンの長い歴史の中で、ダイブをした人が後遺症が残るほどの怪我をしてしまったことがありました。それ以来ロッキンは危険行為に対して厳しい対応を取るようになりました。
フェスには音楽好きでたくさんのライブに行きまくっているキッズはもちろん、ライブを見に来たのが初めてだという人たちもいます。そんなロッキンを楽しみにしてきた全ての人達に怪我なく最後まで楽しんでもらいたい。そういった想いが、厳しい対応を取る理由なんだそうです。
仮にもロックの名を冠したフェスでモッシュダイブを完全禁止にするのはどうなの?という声や、こういった対応を取るなら出演しないというアーティストもいます。
でも私はそれでいいと思っています。私達お客さんに最大限楽しんでもらうために出した結論で、そこに明確な意思があるならそれは継続するべきです。
モッシュはちょいちょい発生するので、どんな人でも絶対安全だよ!とは言えませんが、ロッキンは初めてライブに行く人もしっかり楽しめる凄いフェスです。
他にも野外なのに音響良すぎじゃない?とか、ハム焼きうますぎじゃない?とか、チケットの送りかたすごくない?とかありますが、このへんにしておきます。とにかくロッキンは凄いのです。
まとめ
ロッキンは凄い!と言いつつ、ちょいちょい私の愚痴が混ざったしまい申し訳ございませんでした。
でもロッキンの凄さは一度でも行ったことがある人ならわかっていただけると思います。他のフェスも歴史が長くなればどんどん良いフェスになっていくと思いますが、今はロッキンがナンバーワンだと私は思います。
みなさんもロッキン、夏フェスに行きましょう!
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