第2話の感想はこちら
第3話のあらすじ
「あなたが、良き自動手記人形になりますように」
良きドール〈自動手記人形〉は、相手が話している言葉から伝えたい本当の心をすくい上げて「手紙」にする。
それは、自動手記人形にとって何よりも大切なこと。そして、何よりも難しいこと。
自動手記人形の養成学校に通うルクリア・モールバラは、そこで軍人のように振る舞う一風変わった少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンと出会った。
感想
2話に続き、すごく良い話でしたね。
ストーリーもいいのですが、それがスッと入ってくるのは、背景や人物がすごくキレイでそれに引き込まれているのもあると思います。
今回は、ドールの養成所に通い始めたヴァイオレットが、ルクリアという少女に出会い、初めて”本当の手紙”を書くことが出来たという話。
ヴァイオレットは成績もタイピングの速度もクラスで一番。しかし、やっぱり手紙はうまく書くことができません。
手紙は仕方がないとして、ヴァイオレットって基本スペックめちゃくちゃ高いんですね。
今まで戦場で戦ってばかりだったとは思えませんよ。頭もいいし、かわいいし、スポーツ万能なんてマジで卑怯ですな。
そんなヴァイオレットのことがずっと気になっていたのが今回の鍵となるルクリアです。
なんか惹かれるものがあったんですかね?初日からすごく気にしているようでした。そりゃあんな美少女がいたら気にもなるか。ちなみにルクリアちゃんも十分美少女です。
ルクリアには飲んだくれの兄がいました。
元々は軍人でしっかりした兄だったのですが、戦時中、自分が配置されていた戦線が突破され、その地域にたまたま仕事で来ていた両親を失ってしまいます。
ルクリア兄は、両親が死んだのは自分のせいだと責任を感じて飲んだくれになってしまったようです。
ルクリアはそんな兄の面倒も看ていたんです。マジ健気。
ヴァイオレットとルクリアは授業のパートナーになる場面が多く、仲良く?なりました。
そして養成所卒業の日。
最後までうまく手紙を書くことができなかったヴァイオレットは、卒業資格であるブローチをもらうことができませんでした。ちなみにルクリアはトップで卒業しました。
卒業した後、ルクリアは自分の事をヴァイオレットに語ります。
両親が死んでしまったこと、兄が自分のせいで両親が死んだと思っていること、兄が生きているだけで自分は十分なこと、その想いをいまだにうまく伝えられずにいること…
一通り話した後、ルクリアは泣きながら教室を出ていきました。
誰もいない教室でヴァイオレットはルクリアから兄へ宛てた手紙を書きます。そしてその手紙をルクリアの兄へ渡しました。
手紙にはこう書かれていました。
「お兄ちゃん、生きていてくれてうれしいの。ありがとう」
後日、ヴァオレットはこの手紙を評価され、教官から卒業資格であるブローチを受けとるのでした。
一つ言わせてくれ
ルクリアは神
今回はルクリア回だからな。マジでいい子過ぎでしょ。
まあまあそれはいいとしてね。あらすじみたいなのを長々と書いておいてあれなんですが、今回言いたいことは、本当の気持ちを伝えるのに言葉はたくさんいらないってことです。
全てはヴァイオレットの書いた手紙が物語ってますよ。手紙を見たルクリア兄めっちゃ号泣してましたからね。
とりあえずいい話だった。たぶん毎話「いい話だった」って言うと思うけどいい話だった。
特に言うことないな
次回へ続く!
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